先の大戦中、「国からの圧力はあったとしても、それにしたってこの人ともあろうものが、なんでこんな物を書いたかなあ」みたいな文章を残している作家がいることがずっと疑問だったが、ちょっとその理由がわかったような気がする。

物書きと呼ばれる知的な方々なら、斜に構えたポジションからシャープさやユーモアを発揮したり、示唆的な妄想を膨ら ませてみたりすることは平素ならFood for Thoughtを与えることができるとしても、マジでFoodの心配がなされているような時には屁ほどの役にも立たんということを実感しておられるに違い ない。

が、文学者には「クールな作品を」という我欲があり、この我欲がなければ文学者は文学者ではなくなる。その一方で は、陳腐でもいい、ピュークされてもいい、とりあえず今は人心を明るくするメッセージを、という我欲(即ち文学者であること)を捨てた態度もあるだろう。 大変な時期は沈黙しておいて、落ち着いてから「ああ、さすが」と後世にもリスペクトされるような表現をしたいというクレヴァーな姿勢もあれば、一貫して沈 黙を通すという大変に孤高でナルシスティックな人もいるかもしれない。

例によって、どれが間違っているということはないのである。
どのスタンスが一番信用できるか。という個人的好みの問題はあるとしても。

  1. tumblrport-note10otsuneからリブログしました
  2. icpootsuneからリブログしました
  3. rain-dropotsuneからリブログしました
  4. tptmfotsuneからリブログしました
  5. shinsenotsuneからリブログしました
  6. sobbieontmblrotsuneからリブログしました
  7. blueskies-jpjaconyからリブログしました
  8. ken0205otsuneからリブログしました
  9. atamaitaizefixikaからリブログしました
  10. ag-ohkijaconyからリブログしました
  11. stakiti3otsuneからリブログしました
  12. jaconyhanemimiからリブログしました
  13. nobby0-0otsuneからリブログしました
  14. tknoriotsuneからリブログしました
  15. woodcliffotsuneからリブログしました
  16. muramasaotsuneからリブログしました
  17. atorioumsendからリブログしました
  18. plasticdreamshanemimiからリブログしました
  19. nashi-kyootsuneからリブログしました
  20. kamabokootsuneからリブログしました
  21. sendotsuneからリブログしました
  22. fatherionotsuneからリブログしました
  23. taetinotsuneからリブログしました
  24. hanemimiotsuneからリブログしました
  25. yaz1966otsuneからリブログしました
  26. otsunetakaakikからリブログしました
  27. ryujisnotetakaakikからリブログしました
  28. takaakikの投稿です